30代の平均貯金額はいくら?手取り収入から貯金に回す目安金額とは

30代は仕事やプライベートも充実し、そのための自己投資も必要な年代です。

一方で、老後の備えやもしものときのために、もっと貯金をしておいたほうがいいのだろうかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

とくにお金のことを考えると、同世代がいくら貯金しているのか、自分の貯金額は平均と比べると多いのか少ないのか気になってしまいますよね。

そこで今回は30代の平均貯金額と手取り収入から貯金に回す目安金額についてご説明します。

最低限準備しておきたい貯金額についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

30代はいくら貯金してる?みんなの平均貯金額<

30代はいくら貯金してる?みんなの平均貯金額

30代では、みんないくらくらい貯金しているのでしょうか。まずはみんなの平均貯金額をご紹介します。

30代単身世帯の平均貯蓄額

『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和元年調査結果』によると、30代単身世帯の金融資産保有額は平均が572万円、中央値が300万円でした。

平均はすべてのデータを足して人数で割った金額ですが、中央値はデータを順番に並べて真ん中にくる値を指します。

そのため平均と中央値には開きがありますが、30代になると300~500万円ほど貯めている人が多いことがわかります。

ちなみに30代で金融資産を持っていないと回答した人は36.5%いました。

貯金がゼロという人も含めると、平均は359万円、中央値は77万円という結果になりました。

貯金だけじゃない!保有している金融商品とは

引き続き『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和元年調査結果』のデータを参照すると、持っている金融資産は貯金のみとは限らないことが分かりました。

30代の種類別金融商品保有額の平均を見てみると、預貯金が281万円、生命保険が39万円、株式が124万円、投資信託が39万円という結果になっています。

つまり全財産を預貯金で持っているわけではなく、他の金融商品でも資産形成しているのです。

手取り収入からいくら貯金に回せばいいの?

手取り収入からいくら貯金に回せばいいの?

30代の平均貯金額が分かったら、手取り収入からいくらを貯金に回せばいいのか考えてみましょう。

手取り収入からの貯蓄割合

『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和元年調査結果』によると30代の年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)は10~15%未満と回答した人が最も多かったです。

手取り25万円の人なら、10~14%にあたる2万5,000~3万5,000円を貯金に回していることになります。

臨時収入からの貯蓄割合

30代の臨時収入等からの貯蓄割合では、貯蓄しなかったと回答した人が19.1 %と最も多く、次いで60%以上を貯金に回すと回答した人が18.3%でした。

30代で臨時収入のあった人は全体の61.9%ですが、すべて使ってしまう人とできるだけ貯金に回す人とに二分されています。

お金の使い道は人それぞれですが、貯金したい人は臨時収入の60%以上を貯蓄に回しているということが分かりました。

最低限準備しておきたい貯金額

万一の備えとして、貯金は生活費の3~6ヶ月分ほど用意しておくことをおすすめします。

生活費の3~6ヶ月分の貯金があれば、働けなくなったときや緊急時も対処できるはずです。

例えば、自己都合で会社を辞めた場合、失業保険の給付金は7日間の待機期間と3ヶ月間の給付制限期間を経てから支払われます。

生活費の3ヶ月分ほど貯金があれば、失業保険の給付金が払われるまでの期間も、お金の心配をしなくて済みます。

まずは生活費の3~6ヶ月分を貯め、必要最低限のお金を用意してから老後の備えに向けて資産形成を始めてみましょう。

30代からの資産形成におすすめの方法とは

30代からの資産形成におすすめの方法とは

資産形成にはさまざまな種類があります。ローリスク・ミドルリスク・ハイリスクの順番におすすめの方法をご紹介します。

積立投資信託

積立投資信託とは、毎月一定金額の投資信託を購入してコツコツ積み立てるローリスク・ローリターンの金融商品です。

元本割れの可能性がありますが、毎月自動で積み立てられるので忙しくても資産形成でき、少額から始められるというメリットがあります。

つみたてNISAを活用すれば毎年40万円まで非課税で投資できます。

不動産投資

不動産投資とは、不動産を購入して人に貸すことで家賃収入を得られるミドルリスク・ミドルリターンの投資方法です。

不動産購入のためローンを組んだり頭金を用意したりする必要がありますが、毎月安定的に収入が入り、地価が上昇すれば不動産を売って売却益を得ることもできます。

もともと不動産投資はお金持ちの投資手段というイメージがありましたが、現在は敷居が低くなってきたことからサラリーマン大家さんも増えてきました。

株式投資

株式投資は、企業が事業資金を集めるために発行する株式を購入し、売却するときの売却益を得るハイリスク・ハイリターンの投資方法です。

株価が値下がりすれば元本割れのリスクがありますが、株価が安いときに購入し、高いときに売却すれば差額が利益になります。

さらに、株式を保有している間は配当金や株主優待も受け取ることも可能です。

30代は生活費の3~6ヶ月分を貯金しよう

30代の平均貯蓄額は300万~500万円ほどです。

まだ十分に貯金ができていない人も、手取り収入の10~15%ほどを貯金に回し、生活費の3~6ヶ月分を貯めることを目標にしましょう。

3~6ヶ月分の生活費があれば、もしものときも安心です。

貯金ができたら、老後資金や今の収入を増やすため資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。

ローリスク・ローリターン商品からハイリスク・ハイリターン商品まであるので、ぜひ自分にあった投資手法で資産を増やしていってください。