20代からマネープランを立てる必要性とは?10年後に差がつくマネープランの作成方法

20代と言えば社会に出てまだ数年。目の前の仕事をこなしたり、日々の生活を充実させたりするのに一生懸命な時期でしょう。
だからこそ、結婚や子育て、住宅購入、老後などはまだまだ先の話と思うかもしれません。

しかし、今は会社員といえども年収が右肩上がりになるとは限らない時代です。
将来のマネープランを考えておくことは、この不透明な時代を生き抜くうえでとても大切なこと。
そこで今回は20代からマネープランを立てる必要性とマネープランの立て方についてご紹介します。

若いときにマネープランを立てておけば、10年後、20年後にきっと差がつくはずです。
理想通りの生き方を実現させるために、ぜひ将来について考えてみてください。

20代からマネープランを立てる必要性

20代からマネープランを立てる必要性

マネープランは何歳からでも立てられます。
しかし、若いうちから立てるメリットはどんなところにあるのでしょうか。

不透明な経済状況

現在は不透明な経済状況が続いています。
終身雇用制度や年功序列型賃金制度はすでに崩壊しており、会社員であっても一生安泰という生活は保証されていません。

定期預金を始めてもあまり利子が増えない、少子高齢化で年金収入が減る可能性があるなど、私たちを取り巻く状況は不安要素が多いです。
この状況下ではみんなと同じように生活すれば問題ないという考え方をやめ、個人個人が自分のライフプラン・マネープランを立てておくことが重要なのです。

ゆとりを持って夢や目標にチャレンジできる

20代からマネープランを立てておけば、夢や目標の実現に向けて早い段階でお金を貯める準備ができます。
結婚や子育て、住宅購入、老後の生活などにはどれもお金がかかります。
留学や起業といった夢を叶えるためにもお金が必要です。

夢や目標を叶えるのにどれくらいのお金がかかるのかを把握できれば、お金に関する漠然とした不安がなくなり、精神的なゆとりが生まれるでしょう。
そして、今からコツコツ貯めることによって夢に向かって着実に進んでいるという実感も得られるかもしれません。

また、若いうちは後からいくらでもプランを変更できます。想定外の状況になっても臨機応変にライフプランを軌道修正できるでしょう。

20代のマネープランの立て方

20代のマネープランの立て方

「マネープランを立てることが大事」と言われても、具体的にどうやって立てればいいのでしょうか。
ここではマネープランの作成方法をご紹介します。

夢や目標を決めてライフプランを設計

まずは資格取得や留学、車の購入、結婚など夢や目標を考えます。
目の前のことをこなすのに一生懸命な人でも、何かしら叶えたい夢があるのではないでしょうか。

何歳ぐらいまでに夢を叶えたいのかを考えたら、今度は30代、40代、50代などその年代で叶えたい夢についても書き出してみてください。
子育て、住宅購入、退職など先の予定もおおまかに立ててライフプランを完成させます。

ライフプランにかかるお金を調べる

次にライフプランを実現するためにかかる費用を調べます。
官公庁が発表している統計などを参考に、用意しておきたい金額を把握しましょう。

例えば、主なライフプランにかかる金額は以下の通りです。

  • 結婚:487万6,000円(結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用の総額)
  • 住宅購入:土地付注文住宅で4,113万円、マンションで4,437万円
  • 教育関連:幼稚園から高等学校卒業まですべて公立の場合は約541万円、すべて私立の場合は約1,830万円

費用相場を調べることで、何歳までにいくらお金があればいいのか把握できます。
ライフプラン・マネープランが完成したら、いつも手元に置き、夢や目標が変わったときに見直してみてください。

マネープランを立てた後にすること

マネープランを立てた後にすること

マネープランを立てたら、必要なお金を準備するために貯め方と増やし方を考えましょう。

お金の貯め方を考える

独身の場合、ひとり暮らしなら手取りの10%、実家暮らしなら手取りの30%を目標に貯めましょう。
例えば、手取り月20万円のひとり暮らしの独身者が1ヶ月2万円、ボーナスから10万円を貯金に回すと約30年で1,000万円貯まります。
収入がアップすれば、その分貯金に回せるお金が増えるので意外と早く貯まるかもしれません。

毎月確実に貯めるためには先取り貯蓄がおすすめです。
毎月給料が入ったら使う前に貯金額を別の口座に移して、残りのお金を生活費にあてます。
会社の財形貯蓄制度や各金融機関の自動積立定期預金などを活用すると、毎月自動引き落としでお金が貯められます。

お金の増やし方を考える

ある程度貯金ができてきたら、お金を増やす方法も考えてみましょう。
お金を増やすには株式投資や投資信託、不動産投資などがあります。

株式投資は元本割れのリスクがつきものですが、株主優待や配当金、売却益などが期待できる投資方法です。

投資信託は集めたお金をもとに投資のプロが国内外の株式や債券などに分散投資して運用する金融商品です。
株式投資と同じく元本割れの恐れがありますが、分散投資することでリスクを軽減してくれます。

不動産投資は、不動産を購入して家賃収入や売却益を得る方法です。
不動産の購入費用やメンテナンス費用などがかかりますが、上手に運用できれば安定収入が手に入ります。

それぞれメリットとデメリットがあるため、自分にあった投資方法を検討してください。

20代からマネープランを立てよう

20代にとって結婚や子育て、住宅購入、老後などは先の話かもしれません。
しかし、今は先行きが不透明な時代です。
経済状況が今後どう変わるか分からない中で、将来のマネープランを考えておくことはこの時代を賢く生き抜くことにつながります。

20代からマネープランを立てておけば、夢を叶えるためにお金の準備ができるので、10年先、20年先の未来で差がつくかもしれません。途中で夢が変わっても軌道修正しやすいでしょう。